2011年11月22日火曜日

米国公認会計士とは

米国公認会計士(CPA=Certified Public Accountant)とはアメリカの公認会計士の資格です。

CPA試験を合格後、2年間CPAの元で働き、正式にCPAになれます。
アメリカの州ごとで試験の条件が若干ことなりますが、大抵の州では試験を受けるために4年制大学で150単位(アメリカ基準の単位です)取得する必要があります。ビジネス、経済、会計学の単位取得の指定もあります。
 
普通のアメリカ人学生は大学で120~130単位取得するのでCPAの資格を欲する者はある程度モチベーションがある学生だと言えます。


【テキサス州の運転免許筆記試験用テキスト】テキサス州で無料配布されています


CPAになれるまでの道のりは様々です。私が知っている道は大雑把に4つあり、下記にて紹介します:


① 日本で勉強する場合1:
現在日本の専門学校(TAC、資格の大原、アビタス)で米国公認会計士の試験に向けて勉強できます。2011年になってやっと日本でもCPAの試験を受けられるようになったのでグアムへ飛んで試験を受けずに済みます。(会社の上司にバレずに週末に受験できる)
日本語で授業を受けられるため、英語が苦手な人には向いている方法です。
大体これらの専門学校は1年間夜間で授業を受け、単位取得のためグアム大学のオンライン授業(英語です)も受けます。各学校の試験合格率は10%くらいだそうです。(アメリカの平均合格率は40%)大抵の学生は試験に合格し、転職するそうです。実際CPAとして働く人は稀だそうで、転職に有利になる目的で取得されることが多い。


② 日本で勉強する場合2:
4年生大学・大学院で会計学を学びながら専門学校へ通う。大学で必要単位を取得し、専門学校では試験に合格するための必要知識を身に付けるのがいいでしょう。



③ 英語圏の大学へ通う:
アメリカ・カナダの場合4年間
イギリス・オーストラリア・ニュージーランドの場合3年間

大学で必要単位を取得、そして試験を受ける。この方法が一番分かりやすく、確実に合格できる道でしょう。



④ アメリカの大学院で勉強する
アメリカの大学院は大抵2~3年掛けて勉強しますが、会計学になると1~1.5年間です。アメリカの大学院の年間授業料は300~600万も普通でぞっと思う金額です。その中、1年で修士の資格を取れるとはありがたい存在。
大学院のランキングは下記サイト(US News and Rankings)で確認できます。

http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-business-schools/accounting-rankings

ランキングされている大学院のほとんどはMBAの一環として会計学を学んだり、学部生として会計学を専攻した学生のみ出願できる大学院です。
しかし学部生として会計学を専攻してなくても通える大学院があります。
1位のテキサス大学の卒業生は70%の合格率でCPA試験へ挑みます。アメリカ平均の40%より遥かに上です。


自分は④に当てはまる者です。
今後このブログでもっと深く内容を話していきたいと思います。
写真はCPAとは無関係の場合が多いですがアメリカでの生活を少し紹介できたら幸いです。

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2 件のコメント:

  1. あきこ!ブログ開設おめでとう~本格的に準備が始まったんだね。
    長い道のりだと思うけど強い気持ちがあればきっと大丈夫。
    ...なんか写真が生活感ある感じでいいね:D

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  2. ファーストコメントありがとう!
    生活感のある写真w
    CPA関連の写真ばかりだと・・・ねぇ?つまんないでしょ?(というより自分で取った写真の中ではほとんどないw)

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